来月7月25日(土)のへつぎ天心堂病院さんのサタデーコンサートにビゼーの「アルルの女のメヌエット」をプログラムの中に入れました。
私がフルートを吹き始めて間もない頃にこの曲を聴いて、いつか素敵に吹けるようになりたい、とずっと想っていた憧れの曲です。
旋律はとてもなじみやすいのですが、跳躍が多く、最後まで休みがないので(そして誰でもが知っている)美しく演奏するには結構なテクニックが必要とされるという理由で、今までコンサートで取り上げる勇気がありませんでした。
唇の柔軟性、お腹の支え、コントロールされた息、自然な息継ぎ、音楽性・・・
フランスに留学して体感したフランス音楽の素晴らしさ、著名なフルーティストの先生方に教えていただいた基礎練習を今までの5年間地道に続けていたのと、昨年度から本番を自発的に増やしたこと、ブライダル演奏で人前で演奏することが日常になったことが幸いしてやっと本番で吹いてみよう!という勇気が湧いてきました。
(多分、私以外のフルーティストは難なく吹けるのでしょう・・)
今までお世話になった皆様に感謝して、聴いてくださる患者さまとそのご家族さまに、音楽を通じて私の想いが伝わる演奏ができるように楽しく準備します♪