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一区切りです。

昨日の音団協演奏会を最後に、所属している楽団の活動を、暫くの間お休みすることにしました。

 

自分の気持ちの中では事実上の退団、です。

 

10年ぶりに大分へ戻ってきた当時、すっかり疎遠になっていた地元でまた音楽仲間を作りたくて入団した楽団です。

 

在籍していた間に出演した定期演奏会のチラシを集めてみました。

 

2013年「銀幕」は、初体験の音楽物語「走れメロス」に胸が高鳴り感動しました。

 

2014年「舞」は、「天岩戸物語」と「リバーダンス」のソロが怖すぎて精神的に一番鍛えられた演奏会になりました。

 

2015年の「百花繚乱」は「注文の多い料理店」がもう楽しすぎて、毎回ウキウキしながら練習に通いました。聴衆にも大好評で大きな拍手に感無量でした。

 

2016年「温故知新」は、「スラブ行進曲」で練習中に酸欠になったり、「スーホの白い馬」の物語に引き込まれて何度も涙をこらえながら演奏したりで、自分の中で一番力を入れた演奏会になりました。

 

どの定期演奏会も素晴らしい内容だったな…

その他、学校の訪問演奏や福祉施設での演奏なども貴重な体験でした。

 

ちょうど自分の演奏に自信のない時期に入団しましたが、演奏会に参加する度に少しずつ、気力と自信を取り戻すことが出来て私の人生の中で心身ともに一番成長しました。

 

他のパートの方々とも話すようになって自分のライフワークの一部となり心地よい居場所になってきたので、今年度も継続する予定でしたが、つい先日、仕事や環境の変化、自分の心境など、いろんなタイミングが絶妙に重なったので、本当に突然でしたが、次の段階に進む時がやってきました。

 

一人になるのはとても寂しいことですが、そんな時間は人間にはきっと必要で、私も自分自身を見つめなおす時期が来ているようです。

 

物事の終わりは新しいことの始まり。

プラスの要素が自然とやってきたのでスムーズに進んでいけそうです。

 

この内容を教室のブログに載せるのに少しためらいましたが、これも私の音楽人生。きっと新しい観点で教室や音楽活動ができると確信しています。

 

最後になりましたが楽団に関係する全ての皆さま、大変お世話になりました。本当に本当にありがとうございました。心から感謝申し上げます。音楽を続けている限りはまたご一緒する機会がきっとあると思いますので、その日を楽しみに精進していきます。