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練習方法その①

練習方法・・・私がフルートを始めた頃から教わっていた練習方法は今でも忠実に守っています。それしか方法を知らなくて迷った時期もありましたが、その後フランス留学時代に学んだ練習方法は同じでした。更に最新の情報が得られるフルートの情報誌を二年間購読していますが、やはり全く同じ内容でした。昔も今も変わりません。ということで、ここで少し紹介します。

 

初めて楽譜を見て練習を始める場合・・・・まず、ぜっっったいに間違えないテンポで吹きます。どんなにゆっくりでもかまいません。

 

この間違えない、というのが大事です。

フレーズの最初から吹いて間違えた⇒最初から吹いた⇒また同じ個所で間違えた・・・を繰り返すとどんなことが起きるか・・・お分かりだと思いますが、これは間違えるための練習をしていることになります。もうこんなんじゃ吹かないほうがいいです。

うまくいかない個所だけ絶対に間違えない速度で練習する⇒うまくいったらひとつ前の音から吹いてみる⇒またさらにひとつ前から⇒さらにひとつまえから⇒1小節前から⇒2小節前から⇒フレーズの最初から・・・

もうどんなに面倒と思われてもこれが一番の早道です。本番まで練習時間や日にちがないとついつい焦っててっとり早くしたいところですが、ここで落ち着いてこの練習方法を崩さないでいけるかどうかで仕上がりがまるで違ってきます。

音楽に限ったことではないと思われますので、参考になさってください。つづく・・・