大分ブロードウェイミュージカルシアターは大盛況のうちに終了しました。
日本ミュージカル界の一流の演出家、指揮者、歌唱指導の先生方の元、昨年の夏から稽古に稽古を重ねてきたみなさんの、大分県民による、大分県民のためのブロードウェイミュージカルのショートレビュー公演で、私はオーケストラ演奏で出演しました。これは昨年の春に出演依頼がきた、今年度（今までの音楽活動の中でも）一番の大仕事でした。
サウンド・オブ・ミュージック、コーラスライン、ミスサイゴン、レ・ミゼラブルなどなど、全部で10曲の生演奏。
未知の世界だったのでミュージカルのあらすじを調べるところから始め、楽譜が届くたびに個人練習をして、公演一週間前からの連日のオケ練習、通し稽古、二回のゲネプロ、本番、としていくうちに、すっかりミュージカルの世界に引き込まれて、正に夢のような一週間を過ごすことが出来てとても幸せでした。
そしてなんといっても指揮者の若林裕治先生が、お人柄も含めてとっても素晴らしい方で、本番直前の練習後に「何かあったら僕が全部責任取りますから思い切って演奏してください。」と仰ってくれて目頭が熱くなり、公演終盤では「あ~、終わらないで・・・」と心の中で思いながらの演奏でした。
こんな素晴らしい貴重な体験は滅多に出来ることではないので、これからの活動やレッスンに生かしていきたいと思います。まだまだ夢の世界に浸っていたいのですが、明日はいよいよ新教室の鍵の引き渡しで、お引越しが始まります。
こちらの方は全く準備をしていないので今頃になり焦っていますが、4月からのレッスン開始に間に合うようになんとかします！