私の発表会

来月、レッスンを受けている福岡の先生の発表会に生徒として出演します。今回で4年連続です。

 

演奏する曲は、フランス人のルーセルが作曲した「笛吹きたち」

写真はその楽譜と先週レッスンの為に福岡に行って見つけた戦利品の買い出し用のバックです。自慢したくて。(笑)

 

この曲は四つの短い曲で構成されていて、題名はギリシャ神話などの登場人物の名前が付いており、更にそれぞれ歴代の名フルーティストに捧げられています。

 

曲の雰囲気は、神秘的で風変りで大人な感じ。アウトリーチの様に演奏前に聴く体制にもっていかなければ、訳のわからない寝ちゃいそうな曲です。(笑)

 

先生にレッスンしていただきましたが、まだまだ音楽を作っている最中なので、「いい選曲ね」と演奏でなく選曲だけ褒められました。それでもご機嫌です!

 

一年ぶりに受けたレッスン・・・この一年間で優し~い吹き方になっていた様で「藤田さんの演奏ってこんなんだったかしら??もっと色んなこと考えて表現しなきゃ!」とアドバイスをいただきました。

 

そうですね、仰る通り!これまで力の入らない楽な吹き方を追求してきたので、音の色彩や曲の進行力が乏しくなっているのでしょう。わかっていたけど、途中でそれが普通になってしまって気が付かなくなっていました。

 

フランスで勉強していた時は、力は入っていましたがとにかく表現重視のレッスンだったので、その頃の私が今の自分の演奏を聞いたら、「なんて生ぬるい!!退屈な演奏だわ」と酷評していることでしょう。

 

教えていただける先生がいるということは有難いことです。

本番は広いホールで演奏するので、いつも練習しているお部屋で丁度いい演奏なんて通用しません。

力の入らない、でもガツガツした演奏を目指していきたいと思います!