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音を綺麗に出すには・・・

コンサート週間が終わり、サボっていた基礎練習を再開しました。

 

全部しようと思ったら1時間半はかかるので、ロングトーンとひとつの音階練習だけしていましたが、それでは不十分なので

私が取り入れている本をここでご紹介します。

 

左から、「タファネルゴーベール」・・・フルーティストだったタファネルとゴーベール著で、ありとあらゆるテクニックが載っています。これは指を速く効率的に動かせるようになる本です。学生の頃から持っていて一部分はしていましたが、フランス留学時代に全部させられました。今は日替わりでしています。

 

「ソノリテ」・・・巨匠マルセル・モイーズ著の美しい音を追及する本。この中の一部は、ある程度運指を覚えた生徒さんに練習してもらっています。日々の練習で一番最初にします。これをしないとすぐに唇が疲れて痛くなってしまいます。柔軟体操無して走ると足を痛めるのと同じです。

ロングトーン無しにはフルートの音は出ません。世界中のフルーティスト全員がしています。

 

「テクニックとアンブシュア(ベルノール著)」フランスの先生に教えてもらった本です。アルペジオやインターバルなど、半音で調を変えながら練習します。音色と唇の柔軟性が身につきます。

 

「七つの日課練習(ライヒャ)」長いフレーズの音階練習。ブレスコントロールをしながら美しい音階練習を全調やります。

 

これらの練習はすぐに効果の出るものではないので、気を長~~くして取り組みます。半年単位で成果が出るよ、くらいの気持ちでいるといつの間にか身についている、という感じです。

 

どれも不可欠で練習方法にコツがあります。初心者~上級者までレベルに合わせ取り入れることが出来るので、興味のある方は、「基礎練習大好き!圭子先生」にご相談ください♪