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ジュセッペ・ノヴァコンサート・マスタークラス終了!

ジュセッペ・ノヴァ先生のコンサート、公開レッスン、マスタークラスが無事に終了しました。

 

まず、大分に前日入りのジュセッペ先生を大分駅へお迎えに。12時くらいに到着する、とだけしか聞いていなくて連絡先も知らなかったので、ドキドキしながら待っていましたが、時間通り改札に現れた先生はニコニコ顔。初顔合わせとなり、そのまま駅の定食屋に入りました。そしてすかさず「生ビールください」と日本語で。え?今からリハーサルですよ~。(笑)さすがヨーロッパ人!フランスでもランチタイムにアルコールを飲むビジネスマンが多かったので驚きませんでしたが、大丈夫ですか?と一応聞いたら水みたいなもんだ、と仰いました(笑)

 

リハーサルが終わり、先生をホテルに送ってから、その日初めて顔合わせした福岡在住のフルーティスト的場さんと公開レッスン曲の初合わせ。ピンチヒッターで急遽頼んだピアニストは本番当日のみなので、二人で控室で練習しましたが、お互い村ムラマツユーザーだったので音色もバッチリ合い、練習もすぐに終わりました。

夜はマスタークラスでいいちこ練習室へ移動。私はトップバッターでした。この日は三人の受講生で終了。私は車で来ていたのでそのまま帰りましたが、先生は皆さんと午前2時まで飲んでいたようです。

 

本番当日、先生が来る前にステージで日田在住のピアニスト古賀さんと初合わせ。これまた古賀さんの素晴らしいピアノでバッチリ!30分で終了(笑)

 

コンサートは先着順でほぼ満席に。その後の私たちの公開レッスンは半数以下になってしまいましたが、とても有意義な時間でした。

 

コンサートが終わって先生をそのまま急いでマスタークラス会場へお連れして、夜10時まで5人をレッスン...

なんというタフさ!!なんという体力!!! 音楽家はアスリートだとよく言われますが、このスケジュールを難なくこなすジュセッペ先生恐るべし!! 私には真似できないわ(汗)

 

そして打ち上げは日本食が大好きな先生の為に居酒屋で。夜遅かったのでチェーン店しか空いていませんでしたが、コンサート中の事故(演奏中のタイミングがピアニストと合わなかったりすることです。)を酒のつまみに面白おかしく話てくださり、大いに盛り上がりました。

 

英語とフランス語が飛び交う環境で、才能ある若い学生さん達の演奏にも刺激を受け、久しぶりに危機感すら味わった二日間。翌日まで夢の中をふわふわしていました。楽しかったなぁ。

 

最初はレッスンだけ受けられたらいい、くらいの気持ちでいましたが、熱心なご指導と、うまくいかないこともふんわり笑いに変えてくれたジュセッペ先生にまた会いたい、と思いました。

 

先生がお住いのイタリアの小さな町アルバでは音楽祭があり、今回レッスンを受けた人にはアルバ音楽祭でのリサイタル開催や、ジュセッペ先生のマスタークラスを優先的に受けられる特典もついています。

 

昔と違い、今の私の生活にはイタリアでキャリアを積む、というのは現実的ではありませんが、旅行を兼ねて聴講生として先生に会い、アルバ音楽祭を楽しむのもいいな、と思うようになりました。

 

年齢を理由に消極的になりたくない・・・向上心の大切さを痛感しました。

 

先生がレッスンでよく仰っていた言葉・・・心にドン!とメガヒットしました。あまりにも濃すぎてブログで伝えるのはとても難しいので生徒さんにはレッスンでお話ししようと思っています。

 

コンサートとマスタークラスを開催してくださったピアニストの土師さん、福岡からお越しになりガンガン引っ張ってくれたフルートの的場さん、無茶ぶりをさらりとこなしてくれたピアニストの古賀さん、本当に本当にありがとうございました!