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吹奏楽部!!

フルートパートの指導に行っている中学校は只今、夏のコンクールに向けて課題曲と自由曲を練習しています。これが中学生から吹奏楽部で楽器を始めた学生にとっては、かなり難易度が高いのですが、何故か皆吹けるようになります。

学校の部活は同じ世代の仲間たちと、ほぼ毎日練習をしてハイレベルな挑戦が出来るので、個人レッスンに通っているだけでは補いきれない事をカバーしてくれます。

 

勿論、学生たちだけでは太刀打ちできないので、専科の外部講師からレッスンを受ける必要があり、基礎を習いに教室に個人レッスンに来る学生もいますし、私のように講師が中学校に出向いたりもします。

 

私も高校の吹奏楽部で初めてフルートを手にしたので、学生たちと同じ道を辿ってきました。今思えばよく頑張ったよなぁ、と思いますが、その当時は楽しくて仕方なかったので、大袈裟でなく、部活や練習が大変だなんて思ったことは一度もないし、コンクールや演奏会に向けて一心不乱に練習していました。

 それに部活は学生の間だけですから、何十年も吹奏楽部に携わる顧問の先生が羨ましくてたまりませんでした。今は、それって大変なお仕事だなぁ、と分かりますけど。(笑)

 

大分に戻ってくるまで暫く吹奏楽から離れていましたが、有難いことに今は毎年関わらせてもらっているので、学生たちと一緒に目標に向かって練習しています。

指導する為には曲を把握して演奏できないと話にならないので、G.W.から毎日練習をして、昨日のレッスンでは私が一番上手に吹けていました。(笑)同じ曲を一日に三回は反復練習をするので、一カ月続けたら単純計算で90回、曲を仕上げるためには私は最低二カ月かかるので、180回はするかな。それくらいすればみ~んな吹けるようになりそうですよね♪ そのためには目標と情熱を持たせるのが必要。指導者の力の見せ所なのでしょう。

 ※追記:練習回数に誤りあり。反復練習4回でした。一カ月で120回。コンサート、コンクールで演奏する為には3カ月以上練習するので・・と数字にすると途方もない感じしますが、吹けるようになる喜びの方が大きくて必死なので普段回数は意識していません。